塩見岳  2003.08.29〜30  3047m  天候:曇  鳥倉林道より


  この夏は、天候不順である。
 8月も最後の週、塩見岳を目指して週間予報を注意してみる。地域情報、大鹿村は、29日は、晴天との確信を得る。チャンスと思い8/29朝1:50自宅発、中央道松川ICより県道59から松川町に入り、大鹿村まで入り、大鹿トンネルを通り落合(大鹿村役場)で右折し大河原へ大鹿小から標識に従って左の鳥倉林道へ、林道終点の手前にゲートがあり、50台収容の駐車場もある。

当初、塩川小屋から入る予定であったが、鳥倉林道が1.5Hも時間が短縮でき(三伏峠まで5.00-3.30=1.30)そのため塩見岳の小屋まで行けると読めたのである。その結果頂上までその日(29日)に登頂することができました。

駐車場のゲートから林道を歩いて40分の登山口である

唐松林からシラビソ林を通り、5合目から梯子を数多く歩くようになる。三伏峠まで2.5で登ることが出来ました。8〜9合目岩場が多くなり、と、先週聖でご一緒した猪股さんに突然お会いし、ただ、驚くばかり、それにしても猪股さんの足の速いこと、当方が9合目だと言うのにもう頂上を踏んで下りてくる。2時間以上の時間差、驚くばかり。塩見小屋に14:00着受付を済ませ、頂上へ、途中、雷鳥の歓迎を受ける。3〜4羽はいた。

今日は三伏小屋からとうとう雨具を着なければならないほどのガスと霧雨であった。頂上付近では、ガスと風で展望どころではなかった
頂上では、写真1枚を撮り下山、塩見小屋へ


右の画像は、三伏峠である。

塩見小屋から頂上に向かう折、私が、最後の登山者であったためか雷鳥の歓迎を受ける。写真ではよく見えないのですが、右と左に1匹づつおりました。

翌30日は、快晴、もう一度頂上と思ったが、他に行く人もいないので下山することにする。他のパーティの方とすっかりお友達になり、松川町の清風苑で昼食と温泉に入ることにを楽しみに下山しました。

下山時、同行いただいた海老名市のかたから多くの花の名前を教えていただきました。
行程&タイム
8/29
三条1:50松川IC5:55〜鳥倉P7:15/7:30〜大鹿登山口8:10〜三伏峠10:25/10:40〜大谷山11:55/12:15〜塩見小屋着14:05〜頂上15:07〜小屋15:47(泊)  
8/30
塩見小屋発5:30〜本谷山6:50/7:00〜三伏小屋8:00/8:40〜大鹿登山口10:30〜鳥倉P11:10着
ミヤマキリンソウ、アキノキリンソウ、ウサギギク、モカゴトラノオ、うつぼ草、シリバシオガマ、オダマキ、タカネシゴダイ、マイズルソウ、トウヤクリンドウ、マツムシソウ、コバイケソウ、トリカブト

==一寸一言==
今、山小屋は建設ラッシュである。
トイレを一つ作るのにも5000万円もかかる、どうやって返済するか?限られた期間内で団体客ツァー客を多く入れることだと言う。当てにならない個人客より安定した団体ということで、週末は個人を優先すべきだという私の考えは時代錯誤のようだ。山も商業主義になったことを痛感した。

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