道東3峰 2004.9.9~12(前年2003.9.13~16)
羅臼・斜里・雌阿寒岳を登る
1661m 1547m 1499m
2003年 ガスと強風 曇り・風 快晴
2004年 晴 晴 晴 (2004年は、どうなったことか、全て快晴日頃の精進か)
2004年の記録
前年(2003年)は、強風のため羅臼には、途中で下山、今年再挑戦しました。昨年より4日早く9/9に入り10日朝早く羅臼を目指しました。12:45には下山し木の下小屋着、朝は快晴であったが、下山後、雨が降ってきた。思えば、昨年は、台風14号の影響で、今年は台風18号が、一昨日北海道を通過、もう1日台風が遅かったら又登頂できなかたと思うと全く幸運であった。今年は、7月に船で、大雪山、トムラウシ、羊蹄山の3座を登頂、そして今回は、飛行機で新潟空港~千歳APそして乗り換えて女満別APへ、レンタカーで岩尾別へ。昨年は、新潟から女満別は、直行便が出ていたが、乗り継ぎはやはり不便である。パーティ:荒川清、田村弘、長谷川良雄 3名
9/9新潟AP発10:25~千歳AP発13:45~女満別AP着14:30~岩尾沢温泉「地の涯」(泊)(@8,550)
9/10羅臼岳登山後知床五湖へ、雨の五湖を散策、今日の宿泊地ウトロのウナベツ自然休養村へ(@4,200)
9/11斜里岳へ、下山13:08 阿寒温泉、野中温泉ユースホステスへ向かう。(@4,660)
9/12雌阿寒岳へ ユースホステス4:20発~下山口8:00 女満別AP発13:05~千歳発17:10~新潟AP着18:20
雄大な北海道、自然の残る大地、知床の大自然、千島火山帯、3日間共快晴で北方領土、歯舞。色丹、国後を眺めながら最高の山行きであった。
2003年の記録
2003、8月初め北海道幌尻を目指したが、台風10号のため十勝岳に変更、そして今回、またしても台風14号の影響か、羅臼は、強風のため羅臼平手前で、引き返すこととなった。ツァーに参加しての登山、ガイドの判断でもあり、他の登山者も全て引き返した。改めて「地の涯、知床の自然とは」厳しさを思い知らされた。
続いての斜里岳は、下界は、晴れているのに山は、曇りで寒かった。そして最後の雌阿寒岳は、最高の天気、一足早く道東の紅葉を満喫、鼻歌交じりに、歩くことができました。
2003.9/13 12:55旭川AP着マイクロバスにて斜里町 ウトロ岩尾別ホテル地の涯19:30着(泊) 9/14H発(木の下小屋)6:30~弥三吉水 ~銀冷水~強風のため羅臼平手前引き返す。 |
|
登山口の「木の下小屋」は、「地の涯」の直ぐ隣にあり 2003.9.13~16コース&タイム 「地の涯」発6:10~展望台6:50/7:00~弥三吉水7:40/7:50~銀冷水8:45/8:55~強風により引き返す。 弥三吉水11:29~展望台12:00/12:10~地の涯12:45 バスにて斜里郡清里町羽衣町「緑静荘」へ |
|
弥三吉水とは、この山、登山道を切り開いた人の名前だそうです。 次回(来年)再度挑戦することをメンバーで約束して羅臼から斜里岳へ移動 |
2004年9/10 羅臼岳コース&タイム 木の下小屋(地の涯)4:50~弥三吉水6:05~羅臼平7:40/8:00~羅臼岳頂上8:55/9:20~羅臼平10:10/10:35~極楽平11:30/11:40~弥三吉水11:47/11:55~木の下小屋12:45この後雨の知床五湖を歩き、ウトロ ウナベツ自然休養村へ 2日目のウナベツ自然休養村では、和室2間一般旅館と同じくゆかたを着て温泉に浸かり、ビールを飲み大宴会となる。 |
|
知床連峰の最高峰、羅臼岳(1661m)頂上 2004.9.10 8:55頂上に立ちて、快晴の中、北方4島をのぞむ 沢沿いのコースからハイマツの林そして岩場を経て頂上へ 緯度の関係で3000mの感覚、風も無く、暖かい日であった。 |
2004.9.11の記録
前年に引き続き、羅臼岳の翌日、快晴の斜里岳を登る。斜里岳とは、大きな山、親の山だそうです。昨年と同じく、清岳荘(以前の火事でプレハブ)から旧道の沢登りを味わう。途中、羽衣の滝、七重の滝等あり水も豊富、頂上手前に溶岩、ガレ場がある。赤いペンキが細かく印され沢づたいも間違いは無い。帰りは、登りと一転熊見峠へと尾根道を歩く。
2004.9.11 コース&タイム
宿泊場所のウナベツから0:50程車で走って登山口となる。
ウナベツ自然休養村5:50~斜里岳登山口7:00~下二股7:40~旧道~7合目8:25~上二股9:00~出合9:20~頂上9:53/10:30~上二股11:10/11:15~新道~熊見峠11:50/12:00~下二股12:30~斜里登山口(清岳荘)13:08これより明日の雌阿寒岳目指して阿寒 野中温泉へ向かう。
2003.9.14の記録
2003.9/14羅臼岳「地の涯」より「緑静荘」へ
9/15登山口(静岳荘)5:25/5:50~上二股8:05/8:30~胸突き八丁8:50~頂上9:33~馬の背9:53~上二股10:15/10:30~下二股12:20/12:40~登山口13:10着
後、阿寒温泉ホテル「エメラルド」へ向かう
登山口「清岳荘」ここから下二股迄1:00で分岐する。ここから頂上まで1:20旧道コースを登る。下山は、新道コース上二股から分岐する。熊見峠を通り、下二股で旧道コースと合流。 朝早いこともあるが、寒い |
|
上二股ここまで約2:00ここから胸突き八丁、馬の背を経て頂上へ | |
頂上での登頂記念の写真、寒いのですが、昨日羅臼の頂上に 立てなっかたためか、にこやかです。 |
|
馬の背です。なだらかな鞍部になっている。 ===一寸一言=== しらかばとダケカンバ 色による見分け方もありますが詳しくは、白樺は、枝から出ている小枝が7本以内まで、8本から12本までがダケカンバだそうです。 |
南斜里分岐より斜里頂上 をのぞむ |
斜里岳頂上手前の斜里 神社の祠 |
新道のピーク熊見峠 |
2004.9.12の記録
前日は斜里岳登山、下山し、阿寒 野中温泉ユースホステスに泊まる。ここでも温泉に2回入り、夕食は、食堂でこれまでの無事と明日の完登を願いビールで乾杯。
昨年に引き続き、快晴、絶景、風なし、温かい(昨年は寒かったのに)阿寒山系、噴煙を上げる噴火口、阿寒湖、オントネ湖、歓声、感激の握手、山に向かって菊水でカンパイ、3日間快晴の道東三山を完登できたことに感謝し合う。今回も温泉登山口より登り同じくピストンとした。早朝、温泉を4:10登山口4:20発下山は、8:10には宿に到着、温泉に入り着替え、13:05のフライトに余裕を持って女満別APに向かった。
コースは、アカエゾマツの針葉樹林帯木の根が張っていて分り難く、朝も早いことから歩きにくい30分くらいは、カンデラを必要とした。○合目の標識があり分りやすかった。6合目以上からであろうか、火山礫である。頂上は、未だ誰も居らず大自然を満喫できた。
2004.9.12 コース&タイム
野中温泉ユースホステス発4:10~温泉登山口4:20~5合目5:20~7合目5:40~雌阿寒岳頂上6:10/6:35~温泉登山口8:00~ 野中温泉で着替え、女満別でレンタカーを帰し、女満別AP13:05発~千歳発17:10発~新潟AP着18:20~自宅20:20
2003.9.15の記録
9/15斜里岳登頂後マイクロバスにて足寄町、阿寒湖畔ホテルエメラルドへ移動
9/16快晴らしい、未だ暗い星空の中、朝4:30ホテル発、登山口着4:52/5:05~2合目5:38/5:45~5合目6:20/6:30~頂上7:25/7:55~6合目8:30/8:40~オンネトー登山口9:55着
登山口の温泉国民宿舎で汗を流し、網走郡津別町で昼食弁当を食べ、女満別APへ(13:40)空港発13:40新潟空港着15:10、、、、解散
頂上からの絶景、あtこちから轟音とともに水蒸気が噴出している | |
同じく頂上からの眺め、雄阿寒岳に阿寒湖、斜里、羅臼、知床 とこの目に収めることが出来ました。 |
|
頂上にて 雌阿寒登山口(雌阿寒温泉)より入山、下山は、オンネトー茶屋に下りる。 |
Copyright (C) 2006 Y.Hasegawa All Rights Reserved.