北海道二百名山6座登頂記録 2007.7.18(水)〜7.25(水)7日間 北海道二百名山6座を登頂いたしました。初日の天塩岳は、晴れたものの暑寒別岳と芦別岳は梅雨のような霧雨に降られましたが後半夕張岳と駒ケ岳、樽前山は、晴れて予定通り6座を登頂し、北海道の二百名山9座を完登することができました。芦別岳は、夕張山系の最高峰であり、頂上付近は、雨と風、標高も1727mと今回のなかで最も高く、しんどい頂上でした。天塩岳は、道北の最高峰であり、大雪山も望めました。雨竜湿原は、降られたものの幻想的な湿原となった。林道27kmはダートと聞いていたが、砂利道ではあったが他の林道よりは、予想外に走りやすく、スムースな運行でした。南暑寒荘は、立派なヒュッテであった。夕張岳は、多数の登山者、草原、池、緑の稜線、見事な山なみであった。夕張岳ヒュッテでは、管理人のおじさんよりきのこ汁をご馳走になる。最終日は、登山禁止の駒ケ岳を何とか頂上まで登り、さらに樽前山も東山、樽前山神社奥宮までゆくことができた。雄大な北海道「大自然を往く」を花の7月に訪れ、北海道山の魅力を感じることが出来た。今回は、新潟港からカーフェリーで小樽の往復、7日間1432km走行、登山口にいかに早く確実に到達するかが登山の重要な要素であった。
頂上直下の夕張岳神社


NO 月 日 行                程 備考
7/18(水) 新潟港発10:30〜小樽着翌4:30 新日本海フェリー
7/19(木) 小樽港4:30〜道央自動車道〜旭川鷹栖IC6:30〜愛別町〜天塩岳ヒュッ8:20/8:55〜天塩岳12:00/12:40〜天塩岳ヒュッテ14:45/15:15〜雨竜町増毛館18:00(泊) 雨竜町増毛館(ゆきふるさと)0125-77-2479
442km(ヒュッテ=330km)
7/20(金) 雨竜町増毛館発4:30〜南暑寒荘5:10/5:40〜雨竜湿原〜南暑寒別岳〜暑寒別岳:11:20/11:30〜南暑寒別岳〜南暑寒荘15:58(泊) 南暑寒荘
0125-77-2213
入山料500 宿泊管理料1000
  25km
7/21(土) 南暑寒荘5:30〜雨竜町〜滝川IC7:00〜R38〜富良野〜山部新道登山口8:25〜半面山11:10〜芦別岳頂上12:30〜山部新道登山口着15:30山部自然公園ふれあいの家(泊) 山部自然公園ふれあいの家
0167-42-3445
宿:3150 おにぎり510
  105km
7/22(日) 山部自然公園ふれあいの家発5:00〜R38〜R452〜夕張岳登山口P7:25/7:50〜夕張岳ヒュッテ8:00/8:25〜馬の背コース〜分岐9:20/9:30〜望岳台10:05/10:15〜夕張岳頂上11:47/12:30〜望岳台13:40〜冷水コース〜登山口14:55/15:05〜夕張岳ヒュッテ15:20(泊) 夕張岳ヒュッテ
0123-56-6046
宿泊:1000
  124km
7/23(月) 夕張岳ヒュッテ発4:50/5:30〜夕張岳登山口P5:46/6:00〜R452〜R5〜森町〜あかい川〜駒ケ岳3合目登山口(ゲート)10:40〜6合目11:19〜7合目休憩舎11:24〜馬の背〜駒ケ岳頂上11:55〜駒ケ岳3合目登山口(ゲート)12:35〜R5〜国縫IC〜道央自動車道〜苫小牧西IC〜県道141〜樽前山登山口15:45/15:55〜東山・西山分岐16:22〜樽前山神社奥宮16:34〜東山・西山分岐16:44〜樽前山山頂(東山)16:51〜登山口17:21〜支笏湖YH17:50(泊) 支笏湖YH
0123-25-2311
宿泊:4150
   594km 
7/24(火) 支笏湖YH5:30〜苫小牧西IC〜道央自動車道〜小樽IC〜小樽港7:30/10:30〜新潟港翌6:00 新日本海フェリー
  114.9km
全行程:1432km
7/25(水) 新潟港着6:00


天塩岳1557.6m
  て し お だ け  2007.7.19(木) 晴    北見山地の主峰、天塩川の源流 北海道二百名山のトップページにふさわしい山。
 パーティ 渡辺 進・長谷川良雄 2名       早朝4:50小樽港より道央道旭川ICより天塩岳ヒュッテに入り旧道、前天塩岳〜天塩岳〜新道、西天塩岳〜天塩岳ヒュッテに下りる。 道北の静かな山、山頂から大雪山を望む、アイヌ語「テシ・オ・ぺッ」が語源らしい。分岐までは、ガマ沢沿、数回の橋を渡る。残雪あり、ダケカンバの新緑、緑の稜線がとても美しい。ミヤマキンバイ、チシマギキョウ、ヨツバシオガマ、ハクサンチドリ、花の天塩でもある。

 
←天塩岳ヒュッテ

コース&タイム
天塩岳ヒュッテ8:20/8:55〜連絡路分岐9:20〜旧道分岐9:34〜前天塩岳11:00/11:10〜天塩岳12:00/12:40〜新道分岐13:55/14:00〜連絡路分岐14:23〜天塩岳ヒュッテ14:45/15:15〜雨竜町増毛館16:30(泊)
 往:3:05  復:2:45

ミヤマキンバイ・チシマギキョウ・ヨツバシオガマ・ハクサンチドリ・エゾキンバイソウ他

前天塩岳 前天塩岳より西天塩岳避難小屋望む 西天塩岳避難小屋 円山より天塩岳を望む 天塩岳ヒュッテ登山口

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暑寒別岳1491m 曇り雨
    しょかんべつだけ 2007.7.20(金)
 増毛山地の最高峰  雨竜町南暑寒荘より入山 
      登山者  渡辺 進  長谷川良雄     南暑寒荘から雨龍沼湿原経由南暑寒別岳、暑寒別岳を往復。雨の中、幻想的な雨龍湿原をみることができた。雨、それに風もある。一瞬の迷いもあったが、ここは、行くと決断し、歩く立派な吊橋、第二吊橋をわたり、雨竜湿原へ、カンゾウ・エゾノリュウキンカ・ミヤマキンポウゲ・シナノキンバイ・エゾノハクサンイチゲ・ウサギギク・エゾリンドウ等      雨竜町から林道27mその15kmの半分がダートとはいっていたが、前述のとおり走りやすく良い林道であった。湿原からは、やや急な登山道を登り展望台からさらに1時間で南暑寒岳に到着。雨で何も見えず、さらに1時間で暑寒別岳に着く。10分休み9:30には、往路を下山する。南暑寒荘着16:00立派な南暑寒荘、シャワーも乾燥室もあり快適であった。      


前日は、雨竜町、増毛館(ゆきふるさと)に宿泊、オリジナルの地元の和食。美味しかった。さらに今朝おにぎりをにぎっていただき美味しく食べることが出来た。
←設備の整った南暑寒荘

コース&タイム
雨竜町から
 南暑寒荘5:10/5:40〜第二吊橋6:22〜白流の滝6:16〜雨竜沼湿原入口7:00〜展望台7:56〜南暑寒別9:20/9:30〜暑寒別岳11:20/11:30〜南暑寒別岳〜湿原展望台14:53〜渓谷第二吊橋15:25〜第一吊橋15:41〜南暑寒荘15:58(15:58)  往:5:40 復:4:25

第二吊橋 湿原入り口 南暑寒荘頂上 湿原の木道 けむる雨竜湿原


芦別岳1727m  雨
  あしべつだけ2007.7.21(土)富良野市山部
夕張山系の最高峰 新道コース(半面山)を往復             登山者:渡辺 進・長谷川良雄   南暑寒荘5:30に出発し、R38、県道706山部、道路沿い登山道(太陽の里キャンプ場)より入山。登りはじめやや急登、雨具を着けての登山となった。頂上手前は急騰で且つ岩山、雨風で何も見えず、頂上は寒い。、今回の登山の中でこの頂上手前は、最もきつかった。半面山からは、道がやややせ、笹薮も多くなる。半面山からは、やや急登になる。大雪・十勝の連峰、夕張岳、鉢盛山も夢の中。残念だが下山することとなった。早めに下山、太陽の里「ふれあいの家」で風呂に入りベットの個室、カルビーで乾杯をし明日の晴天を祈った。

コース&タイム
新道登山口8:25〜見晴台9:50〜鶯谷10:25〜半面山11:10〜雲峰山11:50〜芦別岳頂上12:30〜雲峰山13:25〜半面山〜鶯谷14:25〜見晴台14:50〜登山口着15:30   往:4:00  復:3:00
芦別岳登山口 雲峰山 ハクサンチドリ うさぎギク


夕張岳bQ
       2010.08.05(木) 晴れ
 夕張岳ヒュッテ発5:10〜冷水コース5:19〜望岳台7:24〜ヒョウタン池8:13〜夕張岳頂上9:19/9:27〜吹き通し10:01〜望岳台10:21/11:26〜馬の背コース〜登山口12:52〜小樽へ
8/6(金)小樽港10:30発
途中から曇り、頂上は、標識がこの通り古くなりよく見えない
前日ニセイカウシュッペから夕張岳ヒュッテに着いたのは、19:00となってしまった。
登山中腹で偶然、岩崎元郎さんに会う。

夕張岳1668m
  ゆ う ば り だ け 2007.7.22(日) 晴
 夕張市清水沢 芦別よりR38、R452夕張市清水沢林道終点ゲートより0:20夕張岳ヒュッテまで行き登山後宿泊。馬の背コースより頂上、復路は冷水コースをとる、花の山、望岳台、ガマ石付近夕張特有の花、シラネアオイ、ユウバリキンバイ、ユウバリコザクラ、シソバキスミレ、ユウバリリンドウ等、人気の山多数のハイカーで賑わっていた。ガマ岩とひょうたん池を過ぎると蛇紋岩の露出地帯に出る。頂上手前に夕張岳神社がある。頂上1667m-登山口500m=1167mの高度差を7時間で登る。7/20.7/21と雨ようやく晴れた夕張岳となった。
地元新潟の女性のパーティもおりヒュッテは賑わい。楽しい夕暮れであった。

コース&タイム
ふれあいの家〜夕張林道P7:50〜夕張岳ヒュッテ(登山口)8:00/8:25〜馬の背コース〜一の越9:00〜冷水分岐9:25〜望岳台10:05/10:15〜憩沢10:32〜前岳湿原入口10:45〜ガマ岩10:55〜ひょうたん池〜お花畑11:15〜釣鐘岩11:22〜神社〜夕張岳頂上11:47/12:30〜夕張神社〜釣鐘岩12:46〜お花畑12:54〜ひょうたん池13:06〜ガマ石13:15〜望岳台13:40〜分岐点14:06〜冷水の沢14:20〜夕張岳ヒュッテ15:20(泊)  往:3:22 復:2:50

夕張岳ヒュッテ 夕張岳林道終点 望岳台 冷水コース分岐の先 湿原 湿原

駒ヶ岳bQ
           2010.8.3(火) 晴れ
駒ヶ岳2巡目、8/1(日)朝に登る予定であったが、雷注意報
のため登山中止となりゲートが交通止め。狩場山に向かう。松前町上川コースは交通止め北檜山町から真駒内コースとなる。駒ヶ岳登山は、8/3となった。6合目駐車場9:00〜 馬の背〜8合目10:30/10:40〜6合目11:56〜ゲート〜〜  この後、愛別町ニセイカウシュッペに向かう。


駒ヶ岳剣が峰
駒ケ岳1131m
 こ ま が た け  2007.7.23(月) 晴  3合目から馬の背〜頂上〜3合目
       登山者 渡辺 進  長谷川良雄
R5森町、あかい川、大沼レイクGCより3合目(登山禁止の看板と頑丈なゲート)より入山、活火山のため8年も前から登山禁止にしてあるのだそうで、ガイドブックとは大いに違う。ゲートを潜り抜け、時間もないことから急いで歩く(別の登山道があってそこからかと別コースも走ってみた)ゲートがなければ6合目まで舗装であり車でいける。頂上直下の広場には、大きな看板、観測機器、標識等があり7〜8分上の頂上は、奨めていないようだ。
3合目の登山口を10:40でしたので次の予定もあり6合目まで行けるか、との思いもあったが6合目から頂上まで36分の駆け足で登った。復路は、3合目まで0:40のマラソン登山であった。
駒ケ岳頂上広場
駒ケ岳頂上まで200m ←この先頂上まで100mの標識があり                                     7/23                           夕張岳ヒュッテ発4:50/5:30〜夕張岳登山口P5:45/6:00〜R452〜R5〜森町〜あかい川〜3合目登山口(ゲート)10:40〜6合目11:19〜7合目11:24〜馬の背〜頂上11:52/11:55〜3合目12:35〜道央自動車道〜苫小牧西IC〜樽前山へ
3合目登山口 7合目より駒ケ岳頂上 6合目休憩舎 頂上まで500mの標識

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樽前山1041m 
 た る ま え さ ん 2007.7.23(月) 晴
        登山者 渡辺 進  長谷川良雄
駒ケ岳から苫小牧ICより支笏湖畔を通り、樽前山ヒュッテから樽前山神社奥宮さらに東山を駆け足登山。時間も遅く(15:53)登りはじめた、登山口に下山したのは17:21でした。時間があれば西山、さらに頂上にも30分もあれば行けたのに残念であった。この山も活火山のため登山禁止となっているので多くの人は、西山で下山する。登山道は良く整備され階段がついていた。
樽前山東山頂上1023.1m
樽前山神社奥宮 ←樽前山神社奥宮

コース&タイム
7/23
樽前山登山口15:53〜東山・西山分岐16:22〜樽前山神社奥宮16:34〜東山・西山分岐16:44〜樽前山々頂(東山)16:51〜登山口17:21〜支笏湖17:50(泊)
樽前山登山口 山頂付近より 樽前山東山からの眺望

Part2  西山から東山を縦走
樽前山 神威岳・余市岳登山の前に登               る 登山者:長谷川・山谷
 2008.8.6(水)晴れ
コース&タイム
8/6(水)小樽港4:30/5:00〜札幌自動車道〜道央自動車道〜苫小牧東IC6:00〜R276〜北海道道141樽前綿岡線〜林道を通り樽前山7合目登山口P6:40〜東西山分岐7:29〜西山頂上8:07〜奥宮8:26〜東山頂上8:46〜7合目登山口9:16/9:40〜R276〜苫小牧東〜日高自動車道〜沼ノ橋ICR235〜浦河町荻伏12:30


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