九州二百名山8座登頂記録
2007.5.2(水)〜5.10(木)9日間 九州二百名山を登頂いたしました。 全般は、雨、後半大崩山から晴れてきて、最後の8座目、普賢岳は、快晴となった。特に、一房山から尾鈴山では、雨となり、尾鈴山では、登山口を探すに手間取り、焦った。                                  今回の計画は、当初3月頃と予定していたが、カーフェリ(東日本:直江津〜博多)の運行が不定のため大幅に計画が遅れ、一時は、飛行機を考えたが、新日本海フェリーで新潟〜敦賀、その後は、車での自走とした。全日程の走行`は、2960kmとなった。往路福岡までは746km、復路敦賀までは諫早ICから960kmのロング走行となった。登山時間と目的地までの移動時間、その組み合わせ、限られた時間での行程であったのでそれぞれの山に力を込めて登った。高千穂峰は、風と霧のため中腹から登山禁止となった残念であったが、標識の通り、ここまでが限度であった。雨の中でも強行突破、もう1日予備日が欲しかった。市房山、尾鈴山は、晴れた日もう一度登りたい。                                 5月の九州の山は、寒くないだけありがたい。                                    湯布院カントリロードYH施設、対応、さらに星の観察とお世話になった。また祝子川渓流荘のおかみにも私一人のためにわざわざ受け入れていただき感謝しています。              
怪奇な岩山「大崩山」



 NO 月 日 行                            先 備    考
5/2 (水) 新潟港16:30〜敦賀港着翌5:30 新日本海フェリー
5/3 (木) 敦賀港発5:30〜R27〜舞鶴東6:30〜舞鶴自動車道〜吉川JCT〜神戸JCT〜山陽自動車道〜下関JCT〜門司IC〜九州自動車道〜福岡IC〜飯塚市八木山高原着17:05 八木山YH
          746km
5/4 (金) 八木山4:10〜九州自動車道〜桜島フェリーターミナル9:00/9:45〜桜島港10:05/10:25〜桜洲小前10:30〜展望台11:20/11:30〜桜洲小前12:00〜桜島港12:20/12:35〜高千穂河原P14:42〜中腹この先通行止め15:27〜霧島神社16:00〜霧島神社YH16:45                       霧島神社YH
          426km
5/5 (土) 霧島神社YH8:00〜高原IC〜宮崎自動車道〜九州自動車道〜人吉IC〜R388〜水上村〜市房山キャンプ場10:05/10:40〜市房山頂上13:40〜市房山キャンプ場着16:10(テント)             登山時間5:30 市房山キャンプ場
避難小屋(テント)    126km
5/6 (日) 市房山キャンプ場発6:50〜尾鈴山林道P9:40/10:40〜林道登山口11:12〜尾鈴山頂上12:42/13:00〜登山口着13:55〜林道P14:55/15:10〜R446〜日向市〜R10〜延岡市〜北川町〜祝子川渓流荘18:10  登山時間 5:50(林道歩き含む) 渓流荘
       106+192km
5/7 (月) 祝子川渓流荘発5:00〜林道終点登山口P5:30/5:40〜上祝子川・林道分岐7:00/7:30〜小積タキ・坊主尾根分岐8:45/9:00〜大崩山頂上10:05/10:30〜林道分岐12:38/13:00〜林道終点P13:43/13:55〜祝子川渓流荘着14:16/16:20〜R326〜R10〜大分米良IC〜大分自動車道〜湯布院IC〜湯布院カントリーロードYH着18:30   登山時間 8:00 湯布院カントリーロードYH
         172.7km
5/8 (火) 湯布院カントリーロードYH発5:00〜由布岳正面登山口5:20〜由布岳頂上7:00/7:10〜由布岳正面登山口8:20/8:30〜湯布院IC〜大分自動車道〜杷木IC〜R211〜R500〜小石原村〜英彦山登山口11:10〜英彦山スロープカーボヌール駅(銅鳥居)11:20/11:30〜奉幣殿12:00〜英彦山頂上13:10/13:30〜神駅14:20〜幸せ駅(銅鳥居)14:40/15:00〜大分自動車道〜長崎自動車道〜諫早IC〜雲仙・小地獄温泉着18:40         登山時間:由布岳 3:00  英彦山2:50  雲仙・小地獄温泉      青雲荘                             310km
5/9 (水) 雲仙・小地獄温泉発8:00〜仁田峠8:20/8:30〜普賢岳頂上9:50/10:05〜国見岳10:45/11:00〜妙見展望台11:23〜仁田峠〜諫早IC〜長崎自動車道〜鳥楢JCT〜九州自動車道〜門司IC〜下関IC〜中国自動車道〜三次IC〜三次YH19:50                             三次YH
         512km
5/10(木) 三次YH発3:20〜中国自動車道〜吉川JCT〜舞鶴自動車道〜小浜西IC〜R27〜敦賀港8:50/10:00〜新日本海フェリー〜新潟港着22:30                                新日本海フェリー
         432km


桜島1117m 雨 単独
 2007.5.4 加治木ICよりR10カーフェリーターミナル
 より9:45桜島港へ。GW渋滞、駐車場、ようやく確保、カーフェリー料金@1,300であったが車両搭載せず、結果全て徒歩となる。桜洲小10:30〜湯の平展望台11:20〜桜洲小前12:00〜桜島港12:20/12:35〜高千穂へと走る。雨のため湯の平展望台に行っても視界利かず。火山観測所は取りやめる。桜洲小から展望台までの車道は、登りのカーブであるがすばらしく良い道路である。
湯の平展望台

1574m
 たかちほのみね   2007.5.4(金) 雨 単独
 霧島山群、霊峰、鹿児島県の山。強風とガスのため中腹から登山禁止となり、止むを居ず下山、高千穂河原14:42〜中腹引き返し地点15:27〜高千穂峰15:57〜霧島神社17:00〜霧島YH(宿泊) 霧島神社から高千穂河原までの車道(山道)ガスがかかり、薄くらい木立、幽玄、神の世界を思わせる。登山道は、ガレ場、崩れて登り難い。ロープ、標識があったので迷うことは無かったが、これ程のガスの日の登山は気をつけなければならない。高千穂河原駐車場@410  宿泊は民宿・登山口温泉(0995-57-0127)



一房山1721m 雨 単独
  いちふさやま  2007.5.5(土)キャンプ場より
 熊本県第二(1位は国見岳)の高峰で、球磨人吉地方では、霊山であり、太良木町、湯前町、水上村と合わせ奥球磨県立自然公園となっており、市房山キャンプ場は、常駐の管理棟はじめ、ログハウス、バンガロー等立派な施設があり、登山口でもある。今日も雨、霧島神社発8:00〜市房山キャンプ場着10:05/10:40〜大杉並木を歩き八丁坂(3合目)11:30〜市房神社(4合目)11:45〜7合目12:50〜市房山頂上13:40/13:50〜7合目14:28〜市房神社15:23〜登山口16:03〜キャンプ場16:06(テント泊)0966-46-0768
明日は、尾鈴山に向うこととなる。
つくしあけぼのつつじが有名ですが、一部咲いているのを見ることが出来た。
登山時間は、5:30で意外と時間がかかった。
市房山キャンプ場看板
市房山キャンプ場入り口案内板
市房山案内板
市房山案内図
、、、
八丁目(3合目)
八丁坂・三合目
、、、
4合目の大杉
大杉 4合目
市房神社(4合目)
市房神社4合目
、、、
 

PART2
市房山2008.3.22(土)晴れ
今年は、背振山から市房山を登り、昨年と同じく、
尾鈴山、大崩山に回ることとなった。
コース&タイム
市房キャンプ場6:15/6:20〜ここから車で10分程林道に入る〜八丁坂(3合目)6:32〜市房神社6:37〜8合目8:00〜9合目8:10〜頂上8:30/9:15〜市房神社10:20〜登山口10:30
登り2:10  下り1:15

尾鈴山1405m 雨 単独
            1/25000 尾鈴山

 おすずやま  2007.5.6(日) キャンプ場から0:50歩いた林道三叉路右200mの登山口
宮崎県央、滝、渓流の多い30余りの滝がある。
中でも,73mの矢切の滝は有名、他に憩いの滝アジサイの滝等を見学。登山口を捜すのに手間取った。キャンプ場からのルートがあるのか、キャンプ場がどこにあるの川を下ったり、林道を戻ってみたり、駐車場よりさらに徒歩50分は、交通止めとなっていたが他の車も入った。しばらくすると舗装もされているし、道もよいしそのまま入れば良かったのかも!林道駐車場所から不安の中歩き、アジサイの滝があってはじめて登山ルートであることが分った。
尾鈴山キャンプ場にいってみましたが、ここでもログハウスやバンガローもあり、整備された施設でした。
ただし、管理人は居らず、これから賑わうのでしょう。 市房山キャンプ場発6:50〜R219〜西米良村〜一之瀬ダム〜西都市、都農町〜県道307鈴尾山林道駐車場 ここまで106km
ここから0:50で登山口があった。11:12〜2合目11:29〜3合目11:37〜5合目11:54〜6合目12:07〜7合目12:16〜8合目12:27頂上付近まで赤松、ツガの樹林である。〜9合目12:35〜尾鈴山頂上12:45/13:00全般に淡々とした登りであった。〜5合目13:31〜登山道入り口13:57〜県道307P14:55/15:10〜R10〜延岡市〜祝子川渓流荘18:10 (泊) 美人の湯で汗を流し急いで渓流荘に入る。(0982-20-1028)
渓流荘では、100人も泊まれる山荘であるが、今日は私1人、私のためにわざわざ店を開けていてくれた。夕食の料理もおいしく、しかし奥さんは、下の自宅に帰る時間が過ぎているので酒も急いで飲む。市房から192km雨のなかの登山、疲れた、ほっとした1日でもありました。明日は、いよいよ難峰 大崩山です。きっと明日は、晴れてくれるでしょう。



  上の画像は、尾鈴山頂上ですが、雨のため視界が聞かず、最も晴れていても、樹林帯に覆われ視界は利かない。下の画像は、登山口,どこが登山口かよく分らない。ここまでの林道歩きは、苦労した。不安であった。逆に登山道は、案内は抜群によい。
PART2
尾鈴山2008.3.23(日) 晴れ
今年は2・3百名山を合わせて6座登頂の予定で
3/20より九州に入りました。きのうは、市房山、明日は大崩山を登ります。どういうわけか今年も雨です。今年は、キャンプ場そしてその上部まで林道が舗装されていてびっくりし、又快適に奥まで車ではいることができ時間短縮を図ることが出来ました。
コース&タイム
登山口入口8:10/8:30〜長崎尾三叉路10:15/10:20〜尾鈴山頂11:10/11:30〜長崎尾12:00〜分岐点12:10〜登山道12:50/13:10〜これより祝子川渓流荘に向かう


花崗岩の山  宮嵜県北川町
大崩山1644m
  おおくえやま  2007.5.7(月) 晴れ 単独
 花崗岩の露出しているところから、あたかも崩れ落ちたように見えることから、この名が付いた。上祝子バス停から1:00で登山口そこから0:30で大崩山荘に着くという。わたしは、朝早い(5:00)こともあって、間違って林道登山口を通り越してしまい林道終点まで行ってしまった。5:30/6:00そこから廃道になった林道を7:00まで歩く。坊主岩9:00〜坊主尾根分岐(小積タギ)8:46〜和久塚分岐9:11〜上鹿川登山口分岐9:53〜大崩山山頂10:05/10:30〜湧塚尾根10:44〜林道終点P13:43/13:55〜大崩登山口14:06〜渓流荘14:16/14:20〜延岡市〜北川町〜R10〜東九州自動車道〜大分自動車道〜湯布院IC〜湯布院カントリロードYH着18:30(泊)
湯布院カントリロードYHでは、開店間もないこともあり、施設内が綺麗、整っており、お風呂、食事、接遇も、そして散歩で星の観察もさせていただき癒された宿泊でした。
今日、5/7になりようやく晴れた。今朝大崩山はまだ雨具が必要でしたが、登り始めているうちに雨も止み、晴れてきた。
大崩山は、二百名山のうち難峰であったと思う。登山時間は8:00であったが、170kmも走行した。
この山は、岩山、梯子も三十数基もありロープもあり、祝子川登山口までのアプローチも長く他の山とは、違っていた。今日は、晴れてくれたことが何よりだった。頂上には、一組の夫婦に会った。私は、林道終点より林道コースを登りましたが正規のルートで大崩山荘を下りたとしても
20分ほどで車両置き場に到着できたと読んだ。

PART2
大崩山2008.3.24(月) 晴れ
昨年5月に登ったリベンジ、今年は2・3百名山併せて登ることとした。明日は傾山を登ります。
やはり九州の難峰である。往:湧塚コース、復:坊主尾根を下る。花崗岩の岩肌が露出、大きな岩、石、奇岩奇石驚きである。
コース&タイム
祝子川渓流荘発5:50〜林道登山口6:20/6:40〜
大崩山荘7:15/7:20〜湧塚・三里河原分岐10:55/11:00〜ワク塚分岐9:13〜坊主尾根分岐12:00/12:05〜林道分岐〜大崩山荘14:50〜大崩山林道登山口15:27/15:40〜県207〜延岡〜218〜県7


由布岳 〔西峰〕1584m
   ゆぶだけ  2007.5.8(火) 晴れ 単独
今日、5/8晴れである。予定では、由布岳を4時間で登り10:10には、湯布院ICに向う。本日は、宿を5:00に出、由布岳正面登山口5:20/5:30〜中腹までは、ハイキングコースみたいで鼻歌だったが、以降は、岩場で鎖、ロープありで結構危険な山、時間も由布岳頂上には、7:00/7:10〜由布岳正面登山口着8:20/8:30と3:00もかかった。今回は先を急いでいたので、西峰のみに留めた。8:30から大分自動車道に入り、長崎県:雲仙までなら午後も早く着けそうなので、中津市、添田町に聞いたりしながら英彦山に行くべく杷木ICに下りる。       由布岳からの眺めは、湯布院の温泉街と1500mの展望は、大分県はもとより四国、山口県内の山までが望め格別な感じがする。
大崩山に記載しましたが、湯布院カントリロードユースホステル(0977-84-3734)は、わたしの選んだ宿に選定し、もう一度伺いたい宿にしたい。


英彦山1200m 大分県の修験道の名山    ひ こ さ ん  2007.5.8(木) 晴れ  単独
今日8日は、早朝に由布岳に登り、雲仙まで走る予定ですが、由布岳8:30これから英彦山に行けるかも、3:30での登山時間として登山口のアプローチが2時間であれば行ける。問題は、英彦山までどのルートで時間は、杷木ICに下り、R211、R500〜小石原村〜銅の鳥居(スロープカー幸駅)を登山口としてスロープカーに乗ってみる11:20/11:30奉幣殿12:00より石段を登る。〜中津宮12:36〜英彦山々頂13:10/13:30〜神駅〜幸駅14:40/15:00〜
奉幣殿
幸駅(銅の鳥居)15:00〜杷木IC〜大分自動車道〜長崎自動車道〜諫早IC〜雲仙・小地獄温泉 青雲荘(0957-73-3273) 18:40着                     英彦山は山というより修験道場の石段登りだった。ここも時間が無いので南岳はパスすることとした。頂上にいた地元の人の話は、ここが頂上です。書いてあるでしょう。南岳に行っても何も無い。ここでいいのです。といっておられました。 
銅の鳥居 スロープカー幸駅 奉幣殿 中津宮 頂上近く水場付近


雲仙岳普賢岳1359m
 う んぜ ん だ け 2007.5.9(水) 晴れ 単独
九州2百名山最後に登る山。仁多峠から普賢岳、妙見岳、国見岳を登る。昨日は、湯布院を5時にたち由布岳を登り、英彦山を登り、18:40に雲仙に辿り着いた。今日は、ゆっくり8:00に宿を出
8:40には、仁多峠に到着。既に他のグループが体操をしていました。同時に着いたおじさんと今日もいい天気等の会話を交わす。仁多峠からケーブルも出ているが、乗らない。妙見岳山頂には、8:56〜妙見神社9:07〜普賢岳9:50/10:05〜国見岳10:45/11:00〜妙見展望台11:23〜仁田峠11:40/12/40〜
仁田峠より諫早IC〜長崎自動車道〜九州自動車道〜下関〜門司〜中国自動車道〜三次IC〜川霧の町、三次YH(泊)ここまで450km走行
三次YH0824-83-1759
明日10日は、小浜西ICから下りて敦賀港10:00のカーフェリーです。朝3:00/3:20出発です。雨です。8:50無事敦賀港到着。新潟港には、22:30着、、、無事全行程を周る事が出来ました。今度来るときは、予備日を作り、ゆっくりと登りたいと思います。知らない土地、知らない山、雨あり、風あり、テントあり、山小屋あり、登山口も初めて新しい発見の山旅でもありました。
雨の山は、今度、晴れた日に再度挑戦したいと思います。


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