熊野古道を歩く
 熊野参詣道 中辺路
      日本一の大滝那智の滝
&伊勢神宮参拝2泊3日(前日出発)の旅
 2010.4.5.(月)〜4.8(木)  晴れ
 八十里越え友の会一行 16名 
熊野古道舘から小広王子 発心門王子〜
熊野本宮大社〜熊野速玉大社

桜の花咲く熊野路中辺路を歩く。
日頃は、難度の高い山を目指し、全国津々浦々を計画しているのであるが、今回は、一寸変わった企画で山行きでなく、平坦な古道を歩く、歴史とロマンを訪ねる旅が計画され、マイクロバスでの送迎で道中,ポイントポイントをマイクロで繋いでもらい中辺路、那智の滝、さらに伊勢神宮を参拝することができた。
古道は、大辺路、中辺路、小辺路とありますが今回は、白浜からの中辺路をマイクロバスで工夫しながら約3/4を歩きます。その上、神秘的な那智の滝や帰りには、伊勢神宮を参拝してその夜には、帰条しました。
滝尻王子
”熊野古道”熊野路は、浄土への道であった。        熊野の神々にあこがれた人々が、たぎる信仰を胸に山を越え海ぞいをよぎっていった。                それは、皇族から庶民まで中世から近代にかけて果てしなく続いた「蟻の熊野詣」であった。             この熊野路の名を高めたものは、平安の中頃から鎌倉後半にかけての熊野御幸であった。
ゆたかな自然に懐深く抱かれた聖地、熊野。「蟻の熊野詣」という言葉に象徴されるとおり、人々は何かに引きつけられるように、苦しい巡礼の旅を続けた。
高原熊野神社 1978年(昭和53年)文化庁は、熊野参詣道を奥の細道、中山道とともに最初の「歴史の道」に指定。この時、熊野参詣道で指定されたのは、中辺路のうち、滝尻〜本宮間と那智〜請川間の大門坂・大雲取越である。
4/5滝尻王子から高原熊野神社〜近露王子〜野中の清水〜小広王子へと幾つもの王子を通る。                          温暖多雨の気象のもと樹木は茂って昼なお暗い林を形成している。数限りない険しい山々が競い、波頭のように連なっている。古道とは歴史の道であり、山道や峠道、地道、石畳道であるが今は、舗装された車道にも時々跨ぐ。古道を15名の登山姿で歩く情景は壮観である。                                            王子とは、長い参詣道の弊を奉ること(奉弊)と般若心経を読む経供養のことである。
                                                いにしへの すめらみかども
       中辺路を 越えたまひたり のこる真清水                        野中清水にて    昭和9年   茂吉


コース&タイム                                4/5(月) 下田庁舎前発20:00〜北陸自動車道〜南条SA〜     多賀SA〜名神高速〜吹田JCT〜近畿自動車道〜松原JCT〜  阪和自動車道〜紀ノ川SA〜南紀田辺IC4/6(火)6:30熊野    古道舘(滝尻王子)7:40/8:00〜胎内くぐり8:10〜不寝王子  8:16〜剣の山経塚跡(休憩)8:17/8:46〜飯盛山(340.6m)9:00〜   針地蔵9:22〜NHK電波塔9:38〜高原熊野神社9:50/10:00〜  牛馬童子入口10:25/10:40〜一里塚跡10:55〜箸折峠10:57〜近露王子11:20〜近露伝馬所跡11:27〜比曽良王子12:11〜一里塚12:48〜野中伝馬所跡(継桜王子)12:50野中の清水13:00/13:10〜継桜王子13:10〜野中13:20〜秀衡桜13:22〜    中川王子跡13:40〜小広王子14:30/14:40〜バス〜千畳敷〜    かんぽの宿 白浜(泊)                            4/7(水) 宿発7:50〜バス〜発心門王子(ほっしんもん)9:40/10:05〜水呑王子10:30/10:40〜伏拝王子(ふしおがみ)11:14 〜祓殿王子跡(はらいど)〜三軒茶店跡11:22〜祓戸王子  12:16〜熊野本宮大社(昼食)12:20/13:30〜バス〜湯の峰〜  熊野速玉大社14:40/15:00ホテル浦島(泊)15:50
4/8(木) 宿発7:30〜熊野伊那大社8:10/8:25・那智の滝
9:00〜大門坂9:22/9:35伊勢神社参拝13:15/ 〜〜バス〜
下田庁舎前着23:00
熊野本宮大社

紀伊山地の霊場と参詣道が
2004年ユネスコ世界文化遺産に登録

滝尻王子 不寝王子 針地蔵尊 箸折峠

かんぽの宿 白浜 発心門王子跡 水呑王子跡 熊野本宮大社 熊野速玉大社

ホテル浦島 熊野那智大社 那智山青岸渡寺 日本一133m 那智の滝 伊勢神宮

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